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PM2.5で花粉症が悪化する? [杉花粉とPM2.5]

田舎の杉林の近くと、東京などの都市部では、どちらのほうが花粉症の症状が深刻でしょうか?

普通に考えれば、「杉林の近くのほうが、花粉の飛散量が多いのだから、田舎の杉林の周りは花粉症に悩まされている人で溢れているんだろうな」ということになりそうなものですが、実際は違うようです。

じつは杉花粉は、様々な公害物質と結びつくことにより、アレルギーを引き起こす効果が高まるのです。

そのため、公害物質の多い都市部のほうが、花粉症の症状が出やすいということが実際に起こっています。


さて、公害物質といえば、最近、大気の汚染が深刻な中国大陸から飛んでくる、PM2.5のことが気になります。

今後、日本に飛んでくるPM2.5の量が増えることにより、今まで以上に花粉症が重症化するのではないかと懸念されているのです。

PM2.5そのものは1年中飛んでくるのでしょうけど、とくに花粉の季節は、くしゃみや鼻水、目のかゆみという、実感しやすい症状に悩まされることになるでしょうから、なるべく、前もって症状を抑える工夫をしておきたいものです。


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杉花粉とPM2.5 大きさ比較 [杉花粉とPM2.5]

杉花粉とPM2.5とで、粒子の大きさを比較してみましょう。

杉花粉粒子の大きさは、およそ30~40μm(マイクロメートル)です。
(1μm=1000分の1mm)

それに対して、PM2.5のほうは一番大きな粒子でも2.5μm以下という、圧倒的な小ささです。

その差、少なく見積もっても12~16倍以上!

これだけ大きさの差があるということは、「杉花粉を完全に防げるマスクであっても、PM2.5が防げるとは限らない」ということになります。

PM2.5を防ごうと思ったら、PM2.5に対応したマスクを用意しなければなりません。

反対に、PM2.5を防げるのであれば、花粉は余裕で防げるということにもなるでしょう。

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